三宅整形外科医院|変形性股関節症


 
【変形性股関節症】
 変形性股関節症は股関節を主体とする痛み、関節の動かしにくさ、歩きにくさや筋力の低下などの
症状がでていきます。最初は長い時間歩いた際にだるさや、痛みを感じますが、進行していくと痛み
が持続し、安静にしていても痛みが発生するようになっていきます。
変形性股関節症は、特別に疾患があるわけではないが発症する「一次性」と、何らかの疾患があって
 発症する「二次性」に分けられます。一次性には、加齢による老化、体重増加、遺伝等が挙げられ
二次性では、臼蓋と呼ばれる股関節の屋根が未発達のまま治療されずに放置された場合などが挙げら
れます。どちらも変形の進行状況により、前期、初期、進行期、末期の4期に分けられます。


 治療方法としては、手術療法と保存療法があります。保存療法としては、筋力トレーニング、
体重のコントロール、杖を使用しての歩行などがあります。