| 【腰椎疾患】 |
|
| 筋筋膜性腰痛症 | |
| 急性の筋筋膜性腰痛症はいわゆるぎっくり腰で、腰背部の筋肉に無理な力がかかったり、過剰に |
|
| 伸ばされたりすることにより筋肉を損傷し発症します。 | |
| 一般には、重い荷物を持ち上げる、ゴルフのスイングのように急激に体をひねるといった動作が | |
| 引き金となります。また、長期にわたり筋肉への疲労が蓄積することにより、筋肉にコリが生じ循 | |
| 環障害が起きると慢性的な腰痛が発症します。このように、急性および慢性の腰痛で、筋や筋膜の | |
| 変化に由来するものを筋筋膜性腰痛症と言います。 |
![]() |
| 腰椎椎間板ヘルニア |
| 背骨のクッションの役割をしている椎間板(ついかんばん)の老化や外傷がきっかけで、椎間板を作 |
| る髄核(ずいかく)が線維輪((せんいりん)を破り神経を圧迫することで発症します |
| 中腰で重い荷物を持ち上げる動作などで起こりやすく、症状は腰の痛み、神経が圧迫された場合は |
| 片側の下肢痛やしびれを訴えることが多いとされています。 |
![]() |
![]() |
| 脊柱管狭窄症 |
| 背骨には、脊柱管(せきちゅうかん)と呼ばれる神経の通り道があり、この脊柱管が加齢や労働、背骨の病気 |
| による影響により狭くなり、神経が慢性的に圧迫されることで症状が出現するものを脊柱管(せきちゅうかん) |
| 狭窄症(きょうさくしょう)と言います。 |
| この病気は長い時間歩いたり、立っていることが続くと、下肢に痛みやしびれが現われ、短い休息をとることで |
| 回復し、再び歩行や立位が続けられるという神経性間欠跛行(しんけいせいかんけつはこう)を特徴的な症状 |
| とします。 |
![]() |
![]() |
| 腰椎すべり・分離症 |
| 背骨の上下を連結する関節の連絡が絶たれた状態を分離症(ぶんりしょう)と言います。背中をそらす動作や |
| ジャンプからの着地などスポーツを活発に行なっている10歳代前半の青少年期に起こりやすく、運動時や運動 |
| 後に腰の痛みが出現します。 |
| 分離した脊骨は不安定で、椎間板の変性に伴い脊骨が前方にすべりやすくなります。これが脊椎分離 |
| (せきついぶんり)すべり症です。しかし、分離症を伴わなくとも加齢による背骨や椎間板(ついかんばん)の |
| 変性や腰背筋群の老化などにもより脊椎のすべりが生じることがあります。 |
| これが変性脊椎(へんせいせきつい)すべり症です。すべり症の症状は下肢のしびれや脱力感、 |
| 間欠性跛行(かんけつせいはこう)などがみられます。 |
![]() |
![]() |
| 変形性腰椎症 |
| 変形性腰椎症は加齢や労働あるいは背骨の病気による影響により、、椎間板(ついかんばん)や |
| 椎間関節((ついかんかんせつ)に変性や変形が生じ、それらが神経を圧迫することで起こり、腰痛や下肢痛、 |
| しびれ、歩行困難、姿勢異常などの症状を引き起こします。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
| 加齢 | 前屈姿勢 | 下肢の痛み | 下肢のしびれ |
| 腰椎疾患の主な治療方法は、椎間板ヘルニア、ぎっくり腰などのいわゆる急性の痛みの強い時期では安静 |
| が第一となります。また薬物療法(消炎鎮痛)、神経ブロック療法(神経の周りに痛みや炎症を抑える薬を注射 |
| する)、リハビリテーション(腰の安定性を目的とした腰背筋・腹筋の筋力増強、ストレッチ、生活指導など)や |
| 装具療法(コルセット)などが行なわれます。 |
![]() |
![]() |




















